追憶の旅

全然日記じゃない話をします。

まず前提として、ワタクシ小学生くらいの頃まで本当に『旅行=旅館(温泉+食事)』で直結していた人間で、要するに観光地とか全っ然興味なかったんですよね。もちろん電車やレンタカーでは常に爆睡。起きたら知らない場所にいる、みたいな。てなわけで「大雑把な場所」は把握できても、実際にどこに行っていたか、みたいなものは一切浮かび上がってこないのでした。

ところがまだ僕が京都に来る前、実家を離れるに当ってなんかいろいろ名残惜しくなって近所の知らない道とか自転車でキコキコしてたらファサ〜〜って思い出したんですよ、ここ、めちゃくちゃ幼い時に親の自転車で通ったワ……って。数ヶ月に一度夢の中でおぼろげに通った記憶のない道を通る夢が出てきて、一体何の予知夢やねんと思っていたんですが正体はずっと昔の何気ない記憶だったのですね。

というわけでこの経験を持って京都に居を構える運びとなったわけで、西日本の人間なので京都には何度も来た覚えがあります。つまり「なんとなく行ったことあるけど詳細を何も覚えていない」スポットがアホみたいにあるわけですな! そんなわけであの頃の記憶を取り戻す小旅行に時々出てみたりするわけですよね。やはり改めて、しかもスマートフォンの登場でより気軽に記録を残すことが出来るこのご時世に再び同じ道をたどり、自分の記憶を取り戻すのは、集団旅行とはおろか、新たな地に行く一人旅とも違う喜びというものがありますな。

それだけの話です。