ルビーの指環

めずらしく近況報告以外にだらだら書きたいことができたので書こう。ブログってこういう使い方ですよね。

下宿のテレビは金ローとかでジブリやらない限りもう電源もつけなくなっちゃってすっかりラジオっ子なんですが(理由…ラジオは未明に通販があんまりないのでちゃんと楽しめる)、帰省するとテレビがつけっぱなんですよね。ラジオが楽しいのも常にAMFMが10局くらいひしめき合ってる関東関西東海くらいなもので、NHK、AM、FMの3つしかなくてテキトーにやっても住み分けられる田舎のラジオは面白くないのかもしれないですね。まあそれは置いといて(また前置きが長い)、この前ミュージックフェアだらだら観てたんですけど、そんとき初めて僕の頭の中でメロがわかるけどこれなんの曲だっけというのが判明したのです。いやタイトルのまんま寺尾聰のルビーの指環だったんですけど。

寺尾聰が若干猫背(?)になりながら手でリズムを取りつつでも基本的に動いたりせずに歌う感じとかものすごいダンディズムでなんて格好いいんだ! と思いました。思ったんですが、びっくりしたのはその歌詞。曲と歌手のダンディズムに比べてこの歌詞のなんと情けないことよ! まあ一応最初はギリギリダンディズムを装ってるんですよね。でも2年経っても元カノが忘れられないなんて、童貞なので未経験の領域ですけど未練たらたらやなぁ……。勿論情けなさまでが計算の範囲なのは作詞が松本隆なのでそうなんでしょーね。ダンディズムを逆手に取った男のなんというかアレさですよね。近年、時折女子のホンネみたいな歌が出るとたいていやり玉に挙がるけどこの曲も男のダメさがにじみ出ていて実に味わい深いです。

とりあえずそんな感じです。どんな生活してんだ俺。