関西COMITIA行った

関西COMITIA52出てました。色々ありました。

色々ありました……というのは具体的には、鉄道とバスを信用しすぎていて若干予定時刻より遅れたとか、途中でいきなりお腹壊してトイレ行って更に遅れたとか、そもそもサクチケが封筒ごと消えてアクロバティックな再発行をするハメになったとか。3回目だから慣れたっしょとか思った自分がアホでした。

あと、本当に色々あったというのは、例えば前回出た天満橋のときより設営がんばったのに人が立ち止まりにくくなったかなーとか、せっかく製本し(てけっこう刷った)た割には前2回とたいして変わらなかったなー(ので残部が割とある)とか、最初に関コミ行った時にはじめて買ったスペースの人が隣のスペースだった(よくあるらしい)とか。立ち読みすらしない人が多かったっていうのは多分実際そうで、委託という建前で同じスペースで一冊出してもらった人が今回いたんですが、初参加なのもあって無事ティアの洗礼を受けていました(…と言いつつ、自分も天満橋では15部しか持っていってないから閉会前に売り切れてしまったので今回は無事洗礼を受けたのである)。

ともかく、製本したしページ数が多いから価格が高かったとか、スペースがかなり入り口から遠かったとか、両側の人がそこそこ有名な方だったとか、インテは気軽に行けないのでアットホーム感がないとか、そもそもティアって売れる場所ではないとか、理由(言い訳)をつけようと思えばいくらでもつけられるんですが、どちらかと言えば激烈に売れなかったわけではないのでそこはあまりショック受けてません。

ただ、自分は自分の作品を読み返しても「下手だな〜」とは思うんだけどあんまりうわなんじゃこりゃ見たくねえとはならない位には誇りがあるんですけど、今回は製本したのが届いた二日後にはもう読み返したくなくなってきて、まあちゃんと製本したからクオリティとの落差があるというのもそうなんですけど、単純に「あ、これ描きたくなかったんだな」というのが伝わってきて厳しい気持ちになりました。

もともと自分のメンタルにケリつける為に描いてた漫画なんですけど、当然これ描いてると時間がなくなってしまって、それでも活動しているということにしたくて部誌に上げたり、イベント用の新刊に仕立て上げたりしたんですけど、「自分の内なる強迫に駆られて描いた」ものであって「描きたかったもの」じゃなかったんですね。

で、そういうことが他の人のスペースとか見て、めちゃくちゃ少ないんだけどいろいろ数冊買って帰りの電車とかで読みながら改めて思い知りました。みんな好きなこと描いてる。あー、やっぱ好きでもないのに描いた漫画ってバレるんだな、という気持ちになった。本当かどうかはわからないけど。

少なくとも自分で満足できればよいのである。だからまずはまた好きな物描いていこうと思いました。そんなわけでこれまでのはムリヤリ続けるものでもないし一旦凍結して、もっと好き放題やっていこうと思います。そういう意味では一番意義深い参加でした。突然話しかけてしまった両隣の皆様には何やコイツ感ありましたけどごめんなさい。次は夏コミか10月の天満橋の予定です。その時までには、好き勝手なこと描いた本が出せたらいいな。

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