豚キムチ

 豚キムチ作ってるwebサイトがあったので、自分でも作った。……のだが、勢い余ってものすごい量を作ってしまったし、具材も沢山入れたのでキムチなんだかキムチ風の炒めものなんだかよくわからない感じになった……美味しかった(この手の料理、塩加減とか間違えなければ美味しくならないわけがないとは思うが……)のでよかったです。


 事あるごとに毎回言ってるのでもはやいつもどおりというフシすらあるが、なんとなく気の合う人というのに生まれてからずっと恵まれていない。もちろん全員が全員冷たかったわけではなくて、例えば高校の頃とか、大学の頃、今趣味で関わりがある人達については出会えてよかったと思えるし、出会わず仕舞いだったらどうやって生きてきたんだろうかとはまあまあ本気で思っている。ただそれでも、大学で地元を離れて移り住んで、就職でさらにそこも離れてとなると、やっぱり去る者は日々に疎しということで(もともと携帯より対面で話し合うことが多かったし)どんどん今何やっているのかわからなくなっていく。

 自分と人の間にはとにかく色んな壁がある。それは単に物理的な距離だけではなくて、例えば自分があまりいろんな事を知らないし知ろうともしないことで愛想を尽かされるのが怖いとか、結構思っていることをすぐそのまま言ってしまったらどうしようというところとか、心理的な部分もすごく大きい。気にしないと言ってくれる人も結構いて、それは本当に嬉しいことではあるんだけれど、やっぱり昔人に別れ際言われてしまったことがずっと張り付いていて、どこまでいっても人に負担をかけてしまうなあ(そんでもって自分は人の負荷を背負えないので均衡が取れてないなあ)とぐるぐる考えてしまい、なんというか手放しには喜べない。まあまあ酷い事を言われたなと思うけど、酷い人間だから忘れよう、というやり方ではいずれ自分もそうやって忘れられていくような気がする。

 そういうことが怖くて自分から関係を作ることをほとんどやらなくなってしまったけど、それでも必要ないからやっていないわけではないし、ふと自分と人との関わりがわからなくなっていってものすごい不安になったりする。それでも動けないから、どこまでも受け身のやり方になっていく。要するに自分で背負えない人間ということで、ものすごくせこい。とにかく、一度何かやってみて、それで何を傷つけて何に傷ついたか認識するところから始めないといけない、とは思っているけれど、それをやるほど気持ちにも余裕がなくて、気がついたら何年も経っていったりする。なんというか、どうなってしまうんだろうか……

 明日もなんとか生きていきたいです。